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令和4年第4回定例会(第5日目) 本文 開催日:2022-12-08
令和4年第4回定例会(第5日目) 議事日程・名簿 開催日:2022-12-08

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  1. 石岡市議会 2022-12-08
    令和4年第4回定例会(第5日目) 本文 開催日:2022-12-08


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 令和4年12月8日(木曜日)                   午前10時00分開議 ◯議長(菱沼和幸君) おはようございます。ただいまの出席議員数は20名でございます。定足数に達しておりますので、これより前回に引き続き本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程表のとおりでございます。  これより議事日程に入ります。             ──────────────────────  日程第1 議案第85号ないし議案第102号 2 ◯議長(菱沼和幸君) 日程第1、議案第85号・令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)ないし議案第102号・指定管理者の指定について(石岡市ふれあいの森)の計18件を一括して議題といたします。  これより各議案に対する質疑を行います。  質疑は通告によりこれを許します。  初めに、8番・岡野孝雄君。                  〔8番・岡野孝雄君登壇〕 3 ◯8番(岡野孝雄君) おはようございます。8番・岡野孝雄でございます。  通告に従い、1項目を一括方式で質問をさせていただきます。  議案第92号・石岡市行財政改革推進委員会条例を廃止する条例を制定することについて、何点か伺ってまいります。  行財政改革は、本市において、これまで第1次、第2次行財政改革大綱といった時期を通じて、限られた財源をより効率的、効果的に、いかに市民福祉の向上のために還元できるか、全庁挙げて取り組んできたわけであります。総合計画及びリーディングプロジェクトにも位置づけられ、全ての施策、事務、事業に関わる重要政策であります。本市の予算においても、多くが補助金や起債によって、借金などに依存しているわけでございます。  今回の一般質問でも、人口減少問題や企業誘致の質問がありました。今後、生産年齢人口が減少し、一方で、福祉関連予算が増加し、新たなニーズへの対応を求められるわけです。ますます財源の確保が難しくなることが予想されます。  令和4年度のリーディングプロジェクトにおいても、効率的、効果的、行政運営が掲げられ、チャレンジする市役所の2大テーマとして、組織・人材マネジメントの実施、経営・財務マネジメントの充実を示されております。  このように、重要政策と位置づけられている行財政改革、その推進を担う委員会を廃止する条例案が今回、提出されました。市民の皆さんの貴重な税金をいかに大切に、市民要望のために使うために、行財政改革を続けてきたわけです。市民の皆さんも非常に関心があります。これからも行財政改革は必要な取組であると考えています。  そこで、今回、どのように行財政改革を推進していくのかを含め、幾つか質問させていただきます。
     1点目、これまでの石岡市行財政改革推進委員会の内容、役割、取組について伺います。  2点目、本市の行財政改革による効果について伺います。  3点目、今回、なぜ廃止するのかを、その理由について伺います。  4点目、廃止による行財政改革の後退はないのかを伺います。別な方法を考えているのかを伺います。  5点目、廃止後の行財政改革の取組について伺います。 4 ◯議長(菱沼和幸君) 市長公室長・門脇君。 5 ◯市長公室長(門脇 孝君) ご答弁申し上げます。石岡市行財政改革推進委員会の内容、役割につきましては、石岡市行財政改革推進委員会条例第2条において、市行財政改革大綱の策定に関する事項、市行財政改革大綱の進捗に関する事項、その他、市の行財政改革の必要な事項などについて、市長の諮問に応じ、調査、審議を行い、答申することを所掌事項として位置づけてございます。  これまでの取組状況につきましては、石岡市行財政改革推進委員会の協力の下、平成27年3月に第2次石岡市行財政改革大綱を策定し、財政運営の充実、人財の強化、協働によるまちづくりの推進、行政サービスの最適化を4つの取組方針として掲げ、方針に基づく46の取組項目を定め、毎年度実施計画を策定し、進捗管理をしてきたところでございます。  本市の行財政改革による効果といたしましては、第2次石岡市行財政改革大綱に基づき策定された石岡市行財政改革実施計画の実績につきましては、46項目中44項目、約95.7%の実施率でございました。また、具体的な取組といたしまして、ふるさと応援寄附金の推進や計画的な職員管理、ごみ処理の広域化などによりまして、計画期間中の累計となりますが、約81億2,000万円以上の取組効果額が得られたと考えてございます。  このような状況を踏まえまして、令和3年11月18日に、委員会から石岡市行財政改革大綱の進捗について答申がなされてございます。  まず、経過期間満了に伴う実施率や取組効果額など、これまでの取組について評価をいただいたところでございます。また、今後の方向性といたしまして、行財政改革の推進は全ての組織、政策等で常に意識すべき共通のテーマであり、新しい総合計画において、組織や人材・経営・財務マネジメントの充実に重きを置き、全ての分野においてチャレンジ精神を忘れず、さらなる行財政改革を推進することを意見としていただきました。  以上を踏まえまして、議員の皆様にもご審議を賜りまして、令和4年3月に策定されました総合計画に引き継がれ、特に組織・人材や経営・財務マネジメントを重点的に、今行財政改革に邁進することといたしました。  令和3年度中に総括と今後の方向性について整理されていた状況でございますが、令和3年度の各種実績値を最終反映する必要がございました。取りまとめました結果につきましては各方面にご報告をさせていただいたことをもちまして、今定例会に石岡市行財政改革推進委員会条例を廃止する条例を制定することにつきまして、議案上程をさせていただいた次第でございます。  以上でございます。 6 ◯議長(菱沼和幸君) 8番・岡野孝雄君。                  〔8番・岡野孝雄君登壇〕 7 ◯8番(岡野孝雄君) ただいま答弁いただきまして、今回の廃止の理由は理解できました。  また、これからは今までと違った行財政改革が求められてきます。費用対効果、組織合理化、それ以上に行政運営から行政経営等、急速な対応が図られていかなければなりません。あれもこれもの時代から、あれかこれかの時代、まさに選択と集中が重要になってまいります。  人口減少は予想以上に進んでまいります。財源の確保、公共施設の在り方、行政財産の利活用等、様々な課題に対してマネジメントしていかなければなりません。そこで、今回、推進委員会廃止の条例が提案されたわけでありますが、行財政改革全ての施策に、事務、事業に関わる政策なので、どうしても総花的になりがちです。  そこで伺いますが、市長は行財政改革に対してどのような認識を持ち、今後、どのような点を重点に取り組んでいくか、お伺いいたします。 8 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 9 ◯市長(谷島洋司君) ご答弁申し上げます。行財政改革は、全ての組織、政策において、常に意識しなければならないテーマであると考えます。令和4年3月に策定しました石岡市総合計画において、全ての分野を下支えするものとして、チャレンジする市役所を位置づけました。  今後、重点化すべき項目といたしましては、組織・人材マネジメント、経営・財務マネジメントの充実を掲げ、総合計画、行政資産、実施事業が連動するマネジメントシステムの構築を目指して、今年度から全庁参加型による政策協議等をスタートしているところでございます。  議員ご指摘のとおり、行財政改革は今後とも必要な取組でございます。総合計画と一体化されたことを契機としまして、組織や政策検討において常に意識し、改善、改革が推進される石岡市を目指してまいります。 10 ◯議長(菱沼和幸君) 8番・岡野孝雄君。                  〔8番・岡野孝雄君登壇〕 11 ◯8番(岡野孝雄君) ありがとうございました。行財政改革の目的は、行政運営の効率化を図り、安定した財政運営により、持続可能なまちづくり市民サービスの向上を図ることです。持続可能で発展的なまちづくりを進めていくには、常に時代の変化に適して、時代に先取りして、市役所自体が変わり続けていく必要があります。どうか時代に即したより一層の取組をされますようお願いいたしまして、質問を終わります。 12 ◯議長(菱沼和幸君) 次の質疑者に移ります。  7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 13 ◯7番(石橋保卓君) 7番・石橋です。  私のほうからは、議案第96号・石岡市石岡駅西口交流施設条例を制定することについてをお伺いしてまいります。  まず1項目目としまして、具体的な開設時期についてということでお伺いをしようかと考えていたんですけれども、過日の一般質問において、開設時期は令和5年の3月を予定しているということでお伺いいたしましたので、この点については了解をして省かせていただきたいと思います。  2番目の施設の内容について、どういった、条例では休憩室とシャワールームというふうなお話がありましたけれども、以前聞いていたところでは、ショップ機能と、それから学習スペースを設けるというようなお話も聞いておりました。内容について、どういった施設配備をされるのかお伺いいたします。 14 ◯議長(菱沼和幸君) 市長直轄組織理事・浅田君。 15 ◯市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(浅田禎智君) ご答弁申し上げます。まず全体的な施設のことについてご説明させていただきます。  本施設は833.14平米の敷地に対しまして109.98、約37坪の鉄骨造りの2階建ての休憩スペース建物と、その横に付随しまして、13.43平米の木造平屋建てシャワースペースの建物で構成される施設となってございます。  石橋議員様からご質問された施設の内容でございますが、休憩施設、こちらにつきましては、三角柱の形状をしておりまして、1階部分には約14平米のキッチンと利用者の休憩スペースが配置されております。2階部分は利用者が休憩や学習などが行えるスペースとなっており、キッチン部分に入る店舗で購入したドリンクや軽食等を楽しみながら、休憩や学習、また電車やバスの時間調整などに利用されることを想定してございます。外構部分につきましても、ベンチやウッドデッキを設置しまして、屋外でも気軽に休憩できるエリアと、イベント時にはキッチンカーも入ることができる駐車エリアがございます。  続きまして、シャワー施設のほうでございますが、休憩スペース、建物の脇にシャワースペースの建物が設置されておりまして、10分100円で利用できるコイン式のシャワー室を2つ備えております。主に自転車利用者などが着替えたり、汗を流したりすることができる施設となってございます。  また、ショップ部分ということでございますが、1階休憩スペースの中の約14平米のキッチンを備えております。この部分を利用しまして、カフェ、または軽食等の販売を行いたいと考えてございます。カフェ、または軽食等の販売は、市内の事業者、もしくは個人事業主を公募する予定でございます。  また、学習スペースという話もございましたが、こちらにつきましても、建物の1階及び2階に椅子、テーブルを設置しまして、このエリアを休憩スペースとしております。特に2階の机にはコンセントを備え、パソコンやスマートフォンなどといったものの電源として利用できるようにしてございます。  この休憩スペースは駅利用者や学生などが電車の時間調整などで気軽に利用できるとともに、教科書等を開いて学習も行うこともできるスペースとしておりますが、学習用スペースといった用途を限定しない形で利用を想定してございます。  以上でございます。 16 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 17 ◯7番(石橋保卓君) 所管の委員ではありませんので、これまでどういう説明があったかどうかというのは私も確認は取れてはいないんですけれども、事前に聞いていた話よりも内容が変更になっている部分があるのかなというふうな感じがするんですけれども、その間の経過についてはここであえてお伺いはいたしませんけれども、今お伺いしていると、施設の利用者の想定が大分、途中から変わったのかなという感じがします。今の説明の中では、駅利用者であったり、学生の皆さんであったり、それから、サイクリングを楽しまれる方なんかも含まれるのかなと。やはり条例で提案されている中身を考えますと、サイクリングを楽しまれる方がメインになった施設になるのかなというふうに感じがするんですけれども、そのような方向性で今後運営をされるというお考えでよろしいですか。 18 ◯議長(菱沼和幸君) 市長直轄組織理事・浅田君。 19 ◯市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(浅田禎智君) ご答弁申し上げます。コインシャワーも設置しますので、サイクリストの方も対象とはしておりますが、まずメインになるのは休憩スペースですとか学習スペース、こういった今まで駅を利用する場合に時間調整ができる場所がないですとか、そういったこともございましたので、駅利用者の休憩スペースもメインになりますし、学生さんたちの休憩というか、時間を潰す場所がないというのもございますので、こういった駅を利用する方に、学生さんも含め利用していただきたいというのがメインになるところでございます。  以上でございます。 20 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 21 ◯7番(石橋保卓君) その後の運営状況を見ながらまたいろいろご指摘させていただくことになるかと思いますけれども、一般質問でも言ったように、サイクリングを楽しまれる方が利用するとすれば、やはり周辺の安全対策がやっぱり重要になってくるのではないかなと。一般質問の繰り返しになりますので、そこのところは深く追及はいたしませんけれども、そういった部分の配慮が今後も必要になってくるのではないかなと思います。  それから、ショップといいますか、事業者を公募して、軽食やカフェとありますけれども、14平米のキッチン、それから、1階、2階が利用される方、飲食をするスペースというふうに捉えられるのかなと思うんですけれども、これから公募をかけると。公募をかける際に、カフェ、軽食、どういった内容を行政のほうではお考えになっているのかお伺いいたします。 22 ◯議長(菱沼和幸君) 市長直轄組織理事・浅田君。 23 ◯市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(浅田禎智君) ご答弁申し上げます。店舗の種類になりますが、品目は特には限定しませんが、カフェ、パンケーキですとかコーヒー、また、ラーメン、そば等のその他軽食に該当する飲食物を調理、販売する店舗を想定してございます。  以上でございます。 24 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 25 ◯7番(石橋保卓君) ショップで取りそろえる品目によって、そこを利用される方がある程度、左右される部分もあるのかなと。駅周辺、特に若い人たちの部分、集客といいますか、利用を考えれば、やはり若い人向けのメニューといいますか、そういう品ぞろえが必要になってくるのではないかなというふうに感じがします。それは今後、公募をするということですから、応募してくれる事業者の皆さん方とよく検討を加えて、決定をしていっていただければというふうに思います。  それでは、3番目の開設後の管理方法についてのほうでお伺いをしてまいります。  今回、開設をする施設については、これ、直営で運営をしていくのか、それとも指定管理とかそういう部分で、第三者のほうに管理をお任せするのかお伺いいたします。 26 ◯議長(菱沼和幸君) 市長直轄組織理事・浅田君。 27 ◯市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(浅田禎智君) ご答弁申し上げます。本施設の管理方法につきましては、市の直営で管理する方法で考えてございます。このうち、休憩部分の一部を出店する事業者に貸付けを行い、あわせて、敷地や建物について、清掃作業などの日常的な管理については出店業者に行ってもらうことを考えてございます。また、建物本体や外構など施設に関する修繕等については市の責任により行っていくこととなります。  これらのほか、シャワースペースにつきましては、コインシャワーの料金回収などがありますので、職員による定期的な料金回収を行うこととなります。また、シャワーブースの清掃作業につきましては毎日朝夕2回行い、シルバー人材センターへの委託業務を予定しているところでございます。  以上でございます。 28 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 29 ◯7番(石橋保卓君) 全体的には直営といいますか、部分部分では事業者であったり、シルバーへ委託をするということなのかなと思います。  基本的には直営で、全て市が、事業者であったり、シルバー人材であったりというところに協力をもらうというか、管理監督しながら施設の運営を進めるんでしょうけれども、なかなか対応が間に合うのかどうか、職員さんのほうで。今は想定の中での管理方法をお考えなのかと思いますけれども、十分留意をされて、オープン後、いろいろそごが出てきた場合には迅速な対応ができるようにお願いをしたいと思います。  それから、条例では規定がなかったんですけれども、この施設は年中無休で開館されるのか、もしくは閉館日ですか、そういうものが設けられるのかお伺いをいたします。 30 ◯議長(菱沼和幸君) 市長直轄組織理事・浅田君。 31 ◯市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(浅田禎智君) ご答弁申し上げます。施設の供用時間でございますが、休憩スペース部分につきましては、公募で決定した事業者と協議の上決定していくこととなりますが、駅利用者の利便性を考慮し、週6日以上の営業、午前7時から午後10時までの時間で6時間以上の営業ができることを公募の要件とする予定でございます。  また、シャワースペースにつきましては、朝9時から午後5時までの時間で、年中無休とする予定でございます。  以上でございます。 32 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 33 ◯7番(石橋保卓君) 休憩スペースの部分は同じように年中無休ですか。お伺いします。 34 ◯議長(菱沼和幸君) 市長直轄組織理事・浅田君。 35 ◯市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(浅田禎智君) ご答弁申し上げます。建物の中の休憩スペースは、先ほど申しましたとおり、公募する事業者が週6日以上の営業で午前7時から午後10時までの時間で6時間の間の営業できる部分での利用となります。  ただ、外の外構というか、外の部分にあります、こちらにも椅子等を設置しますので、こちらのほうは使えるような形になると思います。  以上でございます。 36 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 37 ◯7番(石橋保卓君) いずれにしろ、事業所との相談にもなってくるのかなと思いますけれども、室内の休憩スペース、特にコンセントを用意しているというようなお話もありましたけれども、学習スペースの部分、そういったところが、利用主体的に閉館日だというふうなことも想定されますので、そういったところは今後、ショップの皆さん方とよく相談をされて、できれば、せっかく駅前につくる施設ですから利用できるように、私個人の考え方としては、ショップも含めて年中無休での営業というのも1つの売りになるのではないかなと思うわけです。そういったところも今後、十分協議をしてください。  次に、条例の第4条、行為の禁止の部分で、第2号として、ごみその他の汚物を捨てることということで、これまでの施設の設置管理条例の中には見当たらないような規定が含まれています。このごみその他の汚物を捨てることということを禁止する目的というのは何なのかお伺いいたします。 38 ◯議長(菱沼和幸君) 市長直轄組織理事・浅田君。 39 ◯市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(浅田禎智君) ご答弁申し上げます。ごみ捨て等の禁止事項につきましては、管理上の問題として、カフェ等の営業に係るごみ箱設置以外の部分で、施設利用者外の者などが敷地を含め施設内へごみを捨てたり、汚したりすることを禁止する趣旨で定めたものでございます。  以上でございます。 40 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 41 ◯7番(石橋保卓君) そうすると、ごみ箱は設置するんですよね。ただ、今のお話ですと、カフェ利用者のみが利用できるごみ箱というふうに理解できてしまうのですけれども、周辺を通行される方、もしくは一時的に休憩をされる方、そういった方々はどのようにそのごみ捨てを制限するのか、お考えをお伺いいたします。 42 ◯議長(菱沼和幸君) 市長直轄組織理事・浅田君。 43 ◯市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(浅田禎智君) ご答弁申し上げます。その施設の中のカフェの部分のごみ箱以外にも敷地内にはごみ箱を設置する予定でございますので、そちらを利用していただくように注意喚起していきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 44 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 45 ◯7番(石橋保卓君) ごみを捨てる捨てないについては、これはモラルに関する部分であるのかなと思うんですよね。条例の中で、あえてごみ、汚物等を捨てること、これを禁止するということはいかがなものかなと私は考えます。  やはり公の施設として運営するわけですから、ごみは捨てちゃ駄目だよという部分を前面に出すのか、ごみ箱のほうへということでモラルに訴えるのか。私はモラルに訴えるほうが行政の在り方としてあるべき姿ではないかなと、条例の中であえて触れる必要があるのかなという感じがします。そこら辺のところを運用の段階、条例できっちりうたっていますから、これをどういうふうに運用していくかというのは皆様方で工夫をしなければならないところかなとは思うんですけれども、いずれにしろ公の施設であります。その施設を利用される方、市民の方であったり、石岡を訪れた市外の方であったりということになるかと思いますけれども、利用される方々が気分よく、かつ安心安全に使われるような、今後の施設整備といいますか、環境整備といいますか、そういうものに十分注意をしていただきたいというふうに思います。  私の議案質疑、以上で終わります。
    46 ◯議長(菱沼和幸君) 次の質疑者に移ります。  12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 47 ◯12番(小松豊正君) 12番・日本共産党の小松豊正でございます。通告に従いまして、一問一答方式で議案質疑を行ってまいります。  まず、議案第85号・令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)についてであります。  (1)といたしまして、補正予算書の2ページ、歳入に市債として6億5,550万円を計上しておりますけれども、このことについて説明をお願いします。 48 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・櫻井君。 49 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) ご答弁申し上げます。歳入の6億5,550万円についてでございますが、こちらは歳出の補正予算、上曽トンネル整備事業に関わる事業費13億8,000万円の財源の一部としまして、合併特例債を予定するものでございます。  内容でございますが、今回補正を上程しております事業費13億8,000万円から、国庫補助分2分の1を除いた事業費のうち、95%を合併特例債として見込むものでございます。  以上でございます。 50 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 51 ◯12番(小松豊正君) 次、補正予算書の4ページ、繰越明許費補正として、上曽トンネル整備事業34億9,000万円を追加しておりますけれども、このことについて説明をお願いします。 52 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・櫻井君。 53 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) ご答弁申し上げます。上曽トンネル本体工事におきまして、当初想定していたよりも非常に脆弱な岩盤であったこと、また、あわせまして、トンネル坑内で湧水が発生したことなどから、その対策工事に関わる事業費を確保するために、このたび13億8,000万円の増額補正を上程させていただいているところでございます。また、その対策工事に不測の日数を要したことで、年度内の事業完了が困難となったため工期の延長を行い、当初予算の21億1,000万円と合わせました34億9,000万円を繰越明許とさせていただいたものでございます。  以上でございます。 54 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 55 ◯12番(小松豊正君) この意味合いですけれども、要するに、当初予算が21億1,000万円、これは計上してありまして、今回の補正で13億8,000万円を計上すると。合わせて34億9,000万になるんですけれども、いわゆる繰越明許費補正ということですから、これを今回の第4回定例会で次の年度に繰り越すことをここで補正予算として確定して、30億9,000万円という額は、来年度以降使えるということをこの議会で確定してほしいという意味で出しているかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 56 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・櫻井君。 57 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) 議員お見込みのとおりでございます。 58 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 59 ◯12番(小松豊正君) そして、来年度は改めてこういう補正を、予算措置をやらなくてももう自由に工事ができるという意味合いになるということだと理解をいたします。  それで、次に、上曽トンネル整備事業の地方債、先ほどもちょっと言われましたけれども、結局どういう段階でどれくらいの規模をどのように返還していくか、もう一度ちょっと、より分かりやすく説明してもらいたいと思います。 60 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・櫻井君。 61 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) ご答弁申し上げます。上曽トンネル整備事業に関わる財源の一部としまして合併特例債を充てているところでございます。内訳としましては、先ほどもご答弁さしあげましたが、事業費から国庫補助の2分の1を除いた事業費のうち、95%を合併特例債として見込んでいるわけでございます。償還につきましては、借入れ先によって違いはございますけれども、最長で20年を見込んでおります。今後、令和6年度まで事業を取り組んでいく予定となってございますので、最終的な借入れから令和26年度まで償還を行っていくと想定しているところでございます。  以上でございます。 62 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 63 ◯12番(小松豊正君) 大分長い期間にわたって返済していくということになるということだと思います。  それで、次、事項別明細書47ページ、上曽トンネル整備委託料13億8,000万円、これを予算計上しているということは、先ほど答弁がありましたように、これだけのやつを付け足していかないと、要するに、これは今行っている上曽トンネルの貫通、通していくということについていろんな事情が生じて、そういうことが報道をされておりますけれども、この辺の追加した工事が、当初計画しているよりも工事費がかかるとか、時間がかかるとかいう事情があるかと思いますけど、それをちょっと、こういう場ですので、市民の皆様によく分かるように説明をお願いしたいと思います。 64 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・櫻井君。 65 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) ご答弁申し上げます。補正予算の主な内訳としましては、先ほどもご答弁いたしましたが、まず1つ目としまして、トンネルの本体工事におきまして、当初想定していたよりも非常に脆弱な岩盤であったこと、また、併せて、トンネル坑内で湧水が発生したことなどから、その対策工事としまして、掘削工や手法工、補助工法、土壌改良工事などの追加、変更分としまして5億9,800万円、2つ目としまして、掘削したずり、いわゆる土砂等でございますが、こちらの搬出先が東大橋地内の国道6号バイパス盛土工事箇所へと確定したことに伴いまして、運搬距離が長くなったことから、運搬費の増額としまして5億1,600万円、その他、近年の社会情勢等の変化に伴う物価上昇等、契約単価の見直しなど、通常単価スライドなど、また、仮設備工事などとしまして3億6,600万円、合計しますと14億8,000万円でございますが、その中から、取付道路整備工事の見直しとしまして、1億円を差し引いた分、合わせて13億8,000万円の増額となったところでございます。  以上でございます。 66 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 67 ◯12番(小松豊正君) そうしますと、13億8,000万円を追加して、34億9,000万円を繰越明許費として今回の議会で確定して、来年度以降はこのお金を使っていろいろやれるということだというふうに理解するんですけれども、この貫通工事は今現在、石岡側にとっては何%まで終わっていて、この額が30億8,000万円で完全に貫通はできるという見通しなのか、あるいはまたこれ、追加ということもあり得るのか、この辺の具体的な事情についてもちょっとお聞きをしたいと思います。 68 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・櫻井君。 69 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) ご答弁申し上げます。現在の進捗状況でございますが、令和4年12月1日現在で、トンネル坑口より約1,308.3メートルの掘削が完了しているところでございます。割合としまして、石岡工区分1,939メートルのうち約67.5%が完了しているところでございます。また、覆工工事につきましては、トンネル坑口より約692.5メートルを完了しておりますので、割合としましては約35.7%となっているところでございます。  現在のところは、令和5年3月までの貫通を予定して進めているところでございます。  以上でございます。 70 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 71 ◯12番(小松豊正君) 事情としては分かりました。それで、供用開始は令和7年ですよね。令和7年度に供用開始を予定しているというふうに理解していますけど、そういうことですね。  一応分かりました。私はトンネルができること自身は前進面だと思うんですけれども、毎回言っておりますように、県がやるべきだという主張をしているということも併せて、県が本来やるべきことなのに石岡市がやっているというところに、私は問題意識を持っているということだけを申し述べさせていただきまして、このことについての、議案第85号についての議案質疑は終わります。  次にまいります。  次は、議案第95号・石岡市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を制定することについて、一問一答方式で質問してまいります。  これは議案にも出ておりますように、これは人事院勧告に基づいて、人事院勧告に従い、これに準じて本市職員の給与等を改正するためということで、改正要綱としてはここに書いてありますように、給与月額を平均約0.3%引き上げる、2番目に、勤勉手当の支給月数を0.1か月引き上げて、年額の勤勉手当支給月額を2.0月とする、3番目に、特別職及び任期付職員に関わる期末手当の支給月数を0.05月引き上げて、年間の期末手当支給月数を3.3月とするということであります。  その4番目に、それに、職員に準じて、会計年度任用職員の給料表を改正するということでございますけれども、これについて、特に私の問題意識としては、全体的な職員の給与が上がることは必要だと思っておりますけれども、会計年度任用職員については、私自身もよく分からないことがあるので、そこで質問をしたいというふうに考えておるわけです。  会計年度任用職員についてはいかなるものなのか、まずこの点から質問いたします。 72 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 73 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) 会計年度職員につきまして簡単に申し上げれば、その自治体に所属する一般的な非正規職員のことでございまして、以前ですと、臨時職員ですとか非常勤職員というふうに呼んでいたものが会計年度任用職員ということになりまして、地方公務員法のほうに位置づけられて任用している職員ということでご理解いただければと思います。 74 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 75 ◯12番(小松豊正君) 今説明されて、令和2年度から地方公務員法の改正によって、一部改正によって会計年度任用職員というふうな名前になって、その内容も決められたというふうなことで理解しております。  最初の質問は、この会計年度任用職員、これ、フルタイムの方とパートタイムと、こういうふうにあるというふうに聞いておりますけれども、どのように区別して、そして石岡の場合に、かなり多いと私は認識するんですけど、それぞれの課に会計年度任用職員は何人いらっしゃって、どのような仕事をしているのか、説明をお願いします。 76 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 77 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) 会計年度任用職員のフルタイム、またはパートタイムの区分でございますけれども、1週間当たりの通常勤務時間で区分をさせていただいております。常勤職員の1週間当たりの通常勤務時間と同じであればフルタイム、それより短時間であればパートタイムとなっているものでございます。  フルタイムの会計年度任用職員につきましては、1日7時間45分、週5日で、38時間45分でございまして、パートタイム任用職員につきましては、1日7時間、週5日で35時間勤務以内を基本とさせていただいております。  本市におきましては、様々な職種の会計年度任用職員さんを任用してございますけれども、一般事務補助を基本としておりますので、常勤のフルタイムでの任用は行ってございませんで、全て短時間勤務のパートタイムでの任用とさせていただいております。  会計年度任用職員の分布でございますけれども、12月1日現在で31の課に配置をさせていただき、総数で416人を任用してございます。全体の職員の数から導いた率で申し上げますと、39.13%が会計年度任用職員の方々が占めている状況でございます。  以上でございます。 78 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 79 ◯12番(小松豊正君) ちょっと今の答弁で確認したいんですけれども、要するに、フルタイム、パートタイム、そうすると、石岡では、フルタイムではなくて、ほとんどパートタイムということでしたか。ちょっとよく分かりませんでしたので。 80 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 81 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) ただいま議員さんがおっしゃられたとおり、石岡市の会計年度任用職員は全てパートタイムで雇用しております。 82 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 83 ◯12番(小松豊正君) それで、かなり、416人。私たちが石岡市に来て、市庁舎にいる方と、これは、勤務先は庁舎に限りませんよね、多分。保育所だとか、そういう理解でいいですか。 84 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 85 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) 職種につきましては先ほど申し上げた一般的な事務補助のほかに、全庁的に様々な職種の皆さんがおられます。例えば給食センターですとか図書館ですとか、そういった外の施設にも雇用してございます。 86 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 87 ◯12番(小松豊正君) 今言われた416人、つまり総職員の39、いわゆる4割近い人が会計年度任用職員だと。416人の中で女性比率はどうですか、女性の比率は。 88 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 89 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) 申し訳ございません。女性の比率につきましてはただいま手元に資料がございませんので、後ほどご答弁申し上げます。 90 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 91 ◯12番(小松豊正君) それで、いろいろインターネットで調べて、水戸市とか結城市などのそれぞれのところが、会計年度任用職員についての紹介、募集規定などが出ております。どのような手続で採用するんですか、石岡の場合は。 92 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 93 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) 私どもではホームページへの掲載、または市報等でのお知らせ等を通じまして、会計年度任用職員として任用を希望される方々から書類をご提出いただきまして、私どもの名簿のほうに登録をさせていただきます。会計年度任用職員の要を生じた担当課から照会を受けまして、その担当課が書類選考、それから面接を行いまして任用に至るという流れでございます。  以上でございます。 94 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 95 ◯12番(小松豊正君) 大体そういうふうにやられているようですね、ほかのところでも。  それでこの給与月額については一定の資料が出ているかと思うんですけれども、これも分かりやすく言ってもらうと、給与月額、これはどのように改正されるというふうに、1つの基準があるんですか。つまり給与月額、こういうふうになったけれども、年間、会計年度任用職員の場合は何割とか、何かそういう基準でこれ、出しているんですか。給与月額はどのように改正されるのか、これをお答えいただきたいと思います。 96 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 97 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) 会計年度任用職員の給料表につきましては、正規職員の給料表と同額となってございます。今回の人事院勧告によりまして、正規職員の給料表の改定がございましたので、併せて会計年度任用職員の給料表についても改正をさせていただいたものでございます。  以上でございます。 98 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 99 ◯12番(小松豊正君) 率は同じだということですね、正規職員と。  それから2番目に、勤勉手当とはどういうもので、これはどのように改正され、会計年度任用職員の方にはどういうふうに適用されるのでしょうか。 100 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 101 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) 勤勉手当でございますけれども、ご案内のとおり年2回、6月と12月に支給される手当でございまして、いわゆる民間における賞与と申しますか、考課査定分に相当するものとして、勤務成績に応じて支給されるものでございます。  会計年度任用職員につきましては、令和2年施行の地公法の改正及び自治法改正によりまして制度が改正されたわけでございますけれども、そのような中で、期末手当の支給は可能となっている一方、勤勉手当については支給実績が広がっていない国の非常勤職員との均衡ですとか、全国の地方公共団体での期末手当の定着状況を踏まえた上で検討課題とされておりますので、現時点では勤勉手当は会計年度任用職員さんの支給の対象とはなっていない現状でございます。 102 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕
    103 ◯12番(小松豊正君) これは制度上ないということですね。勤勉手当というのは、一般職員の方が一生懸命やれば、非常に一生懸命やっている場合はプラスするとか、日本語的に勤勉さと、そういうふうに読めるんですけれども、ところが、これは会計年度任用職員の場合、石岡の場合はフルタイムはないということでございましたけれども、フルタイムでない、いわゆるそういう点でパートなんだと。勤勉手当というのはないということについてはいろいろ議論があるかと思いますけれども、私も非常に疑問を感じるところでありますけれども、ないということでした。  次、期末手当はどのように改正されるのか、これ、改正されますよね。これもちょっと、こういうことなんだということを説明、お願いしたいと思います。 104 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 105 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) 期末手当につきましても先ほどの勤勉手当と同様、年2回、6月、12月に支給される手当でございまして、いわゆる定率支給分に相当する手当として支給されるものでございます。  今回の人事院勧告におきましては、職員で申し上げますと、給料月額の平均0.3%の引上げ及び勤勉手当の支給月数0.1月分の引上げとなってございまして、期末手当の改正はございませんでした。ですので、会計年度任用職員に期末手当の支給は可能となっているところでございますけれども、一般職員同様、今回の改正の対象とはなってございませんで、6月と同じ1.2月分、12月分について申し上げれば1.2月分の支給となっているものでございます。  それから、先ほど答弁を保留させていただきました会計年度任用職員における女性の割合でございますけれども、女性、数が344人、率として82.69%が女性ということでございます。  以上でございます。 106 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 107 ◯12番(小松豊正君) これ、私の、1つは今回、期末手当については改正されない、これ、改正するところもあるんですか、自治体によっては。それは自治体の判断でそういうことができるのか、それとも、今度の人事院勧告では、会計年度職員については、期末手当は据置きというふうに決まっている、だから石岡でもそうしているという意味なんですか。自治体の裁量権はあるんですか、これは。 108 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 109 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) 人事院勧告でございますので、必ずしも強制力を伴っているというふうには理解はしてございませんけれども、期末手当につきましては、今回、一般職、再任用については対象となってございませんけれども、石岡市の職員でも特別職の皆様については、勤勉手当が0.05%引上げになってございます。また、一般職のうちでも、任期付職員については同じく0.05……。先ほど0.05%と申し上げましたが、0.05月でございますけれども、申し訳ございません。期末手当のほうが0.05月引上げになってございます。ですので、今回の人勧で期末手当が一切引き上げられていないという意味ではございません。申し訳ございませんでした。 110 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 111 ◯12番(小松豊正君) 私の理解が違えば違っているって言ってもらいたいんですけれども、私がいろいろ、この議案質疑を準備する中で、私の理解としては、一般職員の方は4.4月なると、会計年度任用職員の場合は2.4月ということじゃないんですか。 112 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 113 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) 支給月数についてはただいま議員ご指摘のとおりでございます。 114 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 115 ◯12番(小松豊正君) これは会計年度任用職員の場合は上がるのではないの。上がらない、上がらないって、こういうことですか。据置きでこういうことになるの。上がると思うんですけど、私は。 116 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 117 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) 会計年度任用職員の2.4月については、期末手当を引き上げず、据置きのままで2.4月ということでございます。 118 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 119 ◯12番(小松豊正君) よく理解できないこともあるんですが、それで、そういうことでずっと一定、石岡における会計年度任用職員、つまり1年の期間ということで限定されて、それで応募して、そういう方が、416人の会計年度任用職員の皆さんの中で、女性が334人、割合は82.69%、非常にやはり多くの女性の皆さんが職員の皆さんと連帯して、そして一生懸命努力して、石岡の行政を支えているということは、非常に紛れもない事実だというふうに客観的に認識するものでございます。  それで、自治労連という組織があります。全国調査が最近行われまして、会計年度任用職員の皆さんは、安心して住民のために働き続けたいと、自分がやっていることがやっぱり石岡市のためになっているんだという、そういう誇りを持って一生懸命働いている。働いているんだけれども、しかし、実際、そこでお聞きしたいんですけれども、石岡の場合の会計年度職員の場合の年間の給与額、これはどうなりますか。これは幅もあるかと思うんですけれども、平均すると1人当たりどのくらいの給与になるのか質問したいと思います。 120 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 121 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) 会計年度任用職員の年間給与でございますけれども、ただいま議員さんおっしゃられたとおり、勤務日数、また勤務時間についてもそれぞれ差がございますので、平均額を出すについてはちょっとお時間をいただきたいというふうに思いますけれども。  以上でございます。 122 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 123 ◯12番(小松豊正君) それで、これ自治労連の全国調査、だから、石岡市の会計年度任用職員の方では必ずしもないのかもしれないけど、一定共通したふうに理解してもいいというふうに思われるのでちょっと紹介したいんですけれども、この自治労連の全国調査で回答した会計年度任用職員の4分の1が主な家計維持者と答えていると。つまり、その方が働いていることによって、子どもとか、家族とかを養っていると、主な家計調査4分の1です。そのうち4分の3が年収250万円未満、そして、2分の1が世帯収入で200万円未満であるということになりますと、これはやはり、よく世間で、社会で言われている、一生懸命働いているけれどもプアだと、つまりワーキングプアと、ワーキングプアという世帯になると。そういう点では、民間ワーキングプアじゃなくて官製ワーキングプアということで、この全国調査ではそういうことが非常にはっきりと表れているということがここに書いてあるんですね、この調査報告書を見ますと。  そういうことで、今回は議案質疑でございますので、そういう実態が私の質問を通じて明らかになりましたけれども、そういうことについて、市長は、そういう方々も含めて、全体の責任者として市政を運営されているわけでございますので、市長はこういう問題についてどういう問題意識を持っているのか。だから、これはやはり、会計年度任用職員の皆さん自身が非常に劣悪だと思えば、そういう人々が声を上げて、そして、いわゆる労使といいますか、労働組合とも職員組合とも協力して労使協議をする。全体的な、やっぱりそういうこともあり得るかと思うんですけれども、やはりこれでいいというふうには誰も思わないと思うんですよね。これだけ多くの方がこういう状態にあるということについてはよしとしたいと思うんだけれども、しかし、地方公務員法の枠があって、そういう制度があるわけですから、そういう点で、私は非常に問題意識を持っておるわけですけれども、市長はどのようにお考えなのかをちょっと伺いしたいと思います。 124 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 125 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) 議員ご指摘のとおり、社会的に、フルタイムで勤務しているにもかかわらずぎりぎりの生活維持を強いられているワーキングプアが社会問題となっていることは私どもとしても認識をしてございます。  今回の人事院勧告におきまして、会計年度職員の処遇が十分に改善されたとは言えないかもしれませんけれども、国におきましても、会計年度任用職員の期末手当の支給が定着してきたことを受けまして、勤勉手当の支給の必要性について、地方公共団体から意見を聴取しているというふうに伺ってもおります。そういった処遇改善に向けた国、県等の動向を注視していくとともに、処遇改善に向けた調査研究を進めてまいりたいと考えてございます。 126 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 127 ◯12番(小松豊正君) 総務部長から、現状を踏まえた今後のことについても言及が、答弁がございました。こういう機会ですから、市長もぜひ、お考えなどをお聞かせいただきたいと思います。 128 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 129 ◯市長(谷島洋司君) ご答弁申し上げます。先ほど総務部長が答弁いたしましたとおり、ワーキングプアについては全国的な社会問題となっており、私としても処遇改善すべきことはある、そう思ってございます。  会計年度任用職員につきましては、地方公務員法に基づいた制度でありますので、今後、国などの検討状況を注視してまいりたいと思っております。  私も日頃、多くの会計年度職員の皆さんが一生懸命働いている姿を見ておりますし、その皆さんの力が石岡市政を担っていただいていると、そういう認識はしておりますので、しっかりこういう社会問題には向き合ってまいりたいと考えてございます。 130 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 131 ◯12番(小松豊正君) 今、市長からも現状についてのお考えをご答弁いただきました。石岡の行政を支えていることでございますので、正規職員、こういう方々も含めて、いろいろ矛盾点は解決しながら、みんなで力を合わせて、よりよい石岡市をつくっていきたいというふうに考えるものです。  以上で私の議案質疑は終わります。 132 ◯議長(菱沼和幸君) 小松議員に申し上げます。少々お待ちください。  総務部長・武石君。 133 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) 申し訳ございませんでした。先ほど会計年度任用職員の年間の給与でございますけれども、平均ということではございませんけれども、週5日で働きますとおおむね190万円程度、週4日で勤務いたしますとおおむね130万円程度ということでご理解いただければと思います。  以上でございます。 134 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 135 ◯12番(小松豊正君) 非常に低いですよね。これでは生活が大変だと思いますよ。  以上です。 136 ◯議長(菱沼和幸君) 暫時休憩といたします。10分程度といたします。                   午前11時10分休憩             ──────────────────────                   午前11時21分再開 137 ◯議長(菱沼和幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の質疑者に移ります。  6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 138 ◯6番(櫻井 茂君) 6番・櫻井 茂です。通告に従いまして、議案質疑をさせていただきます。  議案第85号・令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)について質問をいたします。  まず最初に、歳入、款諸収入、項雑入、目雑入、節雑入、補正予算書ですと27ページになりますけれども、こちらに地域伝統芸能等保存事業助成金200万円の減額ということでお示しがありますが、この事業内容についてお尋ねいたします。 139 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・吉澤君。 140 ◯教育部長(吉澤房江君) ご答弁申し上げます。地域伝統芸能等保存事業助成金につきましては、歳出でも今回減額補正をさせていただいております文化財等記録作成業務の財源でございまして、文化を通して地域づくりの向上に寄与することを目的として、地方公共団体が行う事業を支援します一般財団法人地域創造からの助成金でございます。 141 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 142 ◯6番(櫻井 茂君) 補助金ということで計上されていまして、雑入ということでしたので、国、県ではないんだろうなという思いがしておりましたら、今、一般財団法人という答弁をいただきました。  次に、減額する理由、こちらについてお尋ねをいたします。 143 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・吉澤君。 144 ◯教育部長(吉澤房江君) ご答弁申し上げます。減額の理由につきましては、歳出で減額補正をさせていただいております文化財等記録作成業務委託料、こちらの事業が今年度実施できないこととなりましたので、全額補正減をすることに伴いまして、財源として計上しておりました助成金につきましても減額するものでございます。 145 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 146 ◯6番(櫻井 茂君) 地方財政法でいけば、地方自治法もありますけれども、歳出のほうで、歳出ができなくなったので補助金のほうも減額ということなんですが、通常、事故繰というような制度も地方自治法上あるんですが、それを取らなかったということでありますので、逆に言いますと、事業そのものが令和4年度ではなくなりますが、5年度でもやらないのか、5年度はまた新たに予算確保が可能なのかについてお尋ねをしたいと思います。 147 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・吉澤君。 148 ◯教育部長(吉澤房江君) まず、一般財団法人からの助成金なんでございますが、こちらにつきましては、申請に当たりまして、映像化する事業、その事業内容についても申請をして行いますので、そちらが実施できないことになりましたときには、その年度、中止ということで……。失礼しました。その事業をその年度中に辞退しまして、翌年度、新たに申請することによりまして、翌年度にも事業ができる状況となっております。  以上のことから、繰越しということではなく、一旦全額の減額補正をするものでございます。 149 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 150 ◯6番(櫻井 茂君) 令和5年度はぜひ、また補助を頂いて、事業が実施できることを期待しております。  2番目の歳出、こちらの今、ご答弁いただきましたので、文化財等記録作成業務委託料につきましては歳入と一体のものであるということで理解をいたしました。  3点目の質問に入ります。  歳出、款土木費、項道路橋りょう費、目道路新設改良費ということで、補正予算書ですと47ページ上曽トンネル整備事業委託料13億8,000万、先ほど先輩議員のほうで同種の質問がありまして、大体のところは理解をいたしました。  そこで、取りあえずお尋ねしたいのが、全体事業費、繰越しの事業費は分かったんですが、全体の事業費がこの今回の補正予算を加えることでどのようになるのか、再度確認をさせていただきたいと思います。 151 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・櫻井君。 152 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) お答えいたします。全体事業費でございますが、今回の13億8,000万円を追加しますと、最大で85億円を見込んでいるところでございます。  以上でございます。 153 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 154 ◯6番(櫻井 茂君) 85億円のうち、石岡の負担分はお幾らになるのかお尋ねいたします。 155 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・櫻井君。 156 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) ご答弁申し上げます。一般財源のほうが2億1,250万円を予定してございます。  以上でございます。 157 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 158 ◯6番(櫻井 茂君) 今、85億円そのものが一般財源ということでの石岡分2億1,000万という答弁なのでしょうか。
    159 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・櫻井君。 160 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) 内訳としましては、85億のうち、国の交付金、社会資本整備総合交付金が42億5,000万円、合併特例債が40億3,750万円、その他としまして、一般財源が2億1,250万円となってございます。  以上でございます。 161 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 162 ◯6番(櫻井 茂君) すいません、ちょっと言葉足らずだったですかね。上曽トンネル整備事業の桜川市分も含めた全体の総額は幾らなのかということなんですよ。そのうち、石岡が幾らを負担するのかをお尋ねしたいと思います。 163 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・櫻井君。 164 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) ご答弁申し上げます。まだ桜川のほうが確定してはいないところなんですが、桜川のほうでも増額を予定してございます。そうしましたところ、全体で143億3,000万円を見込んでございます。その中で、石岡市の負担が85億円になるということでございます。  以上ございます。 165 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 166 ◯6番(櫻井 茂君) 了解いたしました。  次に、先ほど2億1,250万円が一般財源ということでお答えをいただいておりますけれども、3番目の財源内訳、こちらについてお尋ねをいたします。  社会資本整備総合交付金が2分の1石岡市に交付されて、その残り分の95%が合併特例債ですよということで、今回、起債のほうも提案されております。これのうち、70%分がですかね、交付税措置されるということになっていまして、計算しますと2億3,150万になるんですかね、今回の補正予算の部分。これについて、ちょっとその数字が正しいかどうか確認させてください。 167 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・櫻井君。 168 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) お答えいたします。今回の補正予算13億8,000万円の内訳としましては、国庫交付金、国の交付金が6億9,000万円、合併特例債が6億5,500万円、その他の一般財源が3,450万円と見込んでございます。  以上でございます。 169 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 170 ◯6番(櫻井 茂君) そうしますと、先ほど総額で144億3,000万円、石岡分85億円ということで答弁いただきましたけれども、石岡市としての純粋な持ち出し分である一般財源は総額で幾らになる見込みなのかお尋ねをいたします。 171 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・櫻井君。 172 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) ご答弁申し上げます。償還を含めてでよろしいでしょうか。償還を含めての最終的な……。 173 ◯6番(櫻井 茂君) 最終的なものです。 174 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) 失礼しました。最終的には償還が終了した時点で約6億円程度を見込んでいるところでございます。利息の変動等はございますので、約6億円ということで理解していただきたいと思います。 175 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 176 ◯6番(櫻井 茂君) 償還ということでありましたので、金利の部分なんかも含めましていろいろ変動があると思いますので、おおむね約6億円ほどが石岡市としての純粋な負担であると、負担の見込みであるということで理解をいたしました。  この6億円なんですけれども、先ほど先輩議員のほうからも出ていましたけれども、本来は茨城県の事業であると。これ、朝日トンネルと同じ手法で、隣接する市が協力して共同事業というようなことで、合併特例債を活用する中で、社会資本整備総合交付金を頂き、その不足分については合併特例債を利用して、合併特例債の元利償還金の中から70%分の交付税措置を頂くことで一般財源持ち出し分を少なくしようと。県が事業主体になっちゃいますとこれがありませんので、市側でそれを肩代わりするような形で取り組んでいるものでありますけれども、6億円はいずれにしましても石岡市で持ち出しということになるようですので、この6億円に対する県側からの支援といいますか、何らか支援はあるのかないのか、お尋ねしたいと思いと思います。 177 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・櫻井君。 178 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) ご答弁申し上げます。毎年度の償還に対しまして、議員ご指摘のとおり普通交付税が70%措置されるわけでございますが、残りの額につきまして70%、合併市町村幹線道路緊急整備支援事業補助金として交付されるということになってございます。  以上でございます。 179 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 180 ◯6番(櫻井 茂君) ありがとうございます。そうしますと、3割分は石岡市の純粋な負担ということでよろしいでしょうか。 181 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・櫻井君。 182 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) 議員お見込みのとおりでございます。 183 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 184 ◯6番(櫻井 茂君) そうしますと、単純計算ですと1億8,000万程度、石岡市が負担するということで理解をいたしました。  次の質問に入ります。  4点目、歳出、款土木費、項住宅費、目住宅管理費、補正予算書ですと49ページになります。市営住宅維持管理経費、こちらに修繕関係2件提案されていまして、まず1つ目が建物修繕として145万円の予算が計上されております。この建物修繕の内容をお尋ねいたします。 185 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・櫻井君。 186 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) ご答弁申し上げます。市営住宅維持管理経費の建物修繕145万円の修繕内容につきましては、日常の維持管理業務の中で発生します建物に関わる施設修繕費の増額でございます。近年、市営住宅におきましては経年劣化が進んでいる状況にあり、修繕費の不足が見込まれるため、今回、増額補正を行うものでございます。  以上でございます。 187 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 188 ◯6番(櫻井 茂君) 具体的なその場所が決まっての修繕費の補正なのか、そういうことではなくて、あくまでも予算枠を確保するという意味での今回、予算計上なのかをお尋ねします。 189 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・櫻井君。 190 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) ご答弁申し上げます。議員ご指摘のとおり、場所のほうは決まっていませんが、対応するために、予算を確保するためでございます。  以上でございます。 191 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 192 ◯6番(櫻井 茂君) 次に、2)その他施設修繕88万円、こちらも同様に修繕内容についてお尋ねをいたします。 193 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・櫻井君。 194 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) ご答弁申し上げます。その他施設修繕88万円の修繕内容につきましては、今年度の8月に実施しました消防設備点検の業務報告で、要交換との指摘があったものでございます。場所としましては、市営自由ヶ丘団地の避難器具、こちら3台の改修を行うため増額補正を行うものでございます。  入居者の安心安全を確保するため、年度内完成を目指して実施してまいりたいと考えております。  以上でございます。 195 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 196 ◯6番(櫻井 茂君) こちらについては場所が決まっているというようなことでのご答弁だったと思います。  市営住宅のほうも古い物件が大分増えているということで、最近、火事の原因が電気設備の配線の老朽化に伴って出火しているというようなところの新聞記事が大分出ているようですので、修繕内容がそれに直結するのかどうかちょっと分かりませんけれども、そういったところも含めて安全対策のほうを図っていただければと思います。  次の質問に入ります。  5番目、職員人件費に関する補正予算の組み方についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  まず最初に、こちらは職員人件費全般に関わりますので、よろしくお願いしたいと思います。まず、こちらの補正予算で人件費を組んだ理由、お尋ねいたします。 197 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 198 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) 今回の補正予算の上程の理由でございますけれども、人事院勧告に準じまして本市職員の給与等を改正することなどに伴うものでございまして、一般会計の総額で3,622万5,000円の増額をさせていただく内容でございます。  以上でございます。 199 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 200 ◯6番(櫻井 茂君) そうしますと人事院勧告の内容、ベースアップ何%とか、先ほど勤勉手当0.1か月分というようなお話もございましたけれども、内容についてお尋ねをいたします。 201 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 202 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) ご答弁申し上げます。人事院勧告の内容でございますが、職員で申し上げますと、給料月額の平均0.3%の引上げ及び勤勉手当の支給月数0.1月分の引上げとなってございます。  給料月額の平均0.3%の引上げにつきましては、初任給を大卒で3,000円、高卒4,000円を引き上げまして、また、20歳代半ばに重点を置きまして、30歳半ばまでの職員が在職する号級までを改定するものでございます。  また、勤勉手当の支給月数0.1月分の引上げでございますけれども、年4.3月から4.4月に引上げとなるものでございます。 203 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 204 ◯6番(櫻井 茂君) ありがとうございます。若い方を重点的に引き上げるための措置ということのようですね。  次に、この職員人件費の補正の組み方に入るわけですけれども、9月にも職員人件費、補正予算として提案されて可決をしているところであります。9月につきましては1月1日現在の人事配置に基づいた予算で当初予算が動いている中で、4月1日付で人事異動があると。その人事異動に伴って職員給の手配ができるかどうかという観点に基づいての9月の補正で、各費目、総務管理費的なところの費目でマイナスをしたり、増額をしたりということでの9月補正予算で、職員人件費の補正予算が提案されていたと思います。  今回、12月、今期定例会では、人事院勧告に基づく内容での手当という形になると思いますが、これらの職員人件費の補正に関する業務量、どの程度やられているのか、まずそこを確認させていただきたいと思います。 205 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 206 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) 補正予算の事務量でございますけれども、改めて算定することはなかなか難しい部分はございますけれども、1人当たりの業務と仮定して計算させていただきますと、おおむね概算で85時間程度、11日相当になるかと思いますけれども、その程度の事務量を要しているというふうに認識してございます。 207 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 208 ◯6番(櫻井 茂君) そうしますと補正予算を提案するたびに、年4回、もしくはそれ以上なのかもしれませんけれども、85時間、11日程度の業務量があるということで理解をいたしました。  今回、私が調べていく中では、9月の補正予算で、人事異動に伴いまして、職員数の減なのか、あるいは年配の職員の退職に伴って、若い職員がその職場に配属されることによる減額補正、9月補正で減額され、今回12月の今期定例会では、逆に人事院勧告で増額されたというケースの中で、9月に減額された数字の範囲内で増額している、言い方はちょっとあれですけど、絶対値として数値した場合、マイナスを絶対値の数値とした場合、例えばマイナス100万円の場合、今回100万円未満の増額をしているケースが10費目、私、計算したところ10費目がありました。こちら、補正予算、今回出している費目数、総トータル幾つあるのかをまず確認させていただきます。 209 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 210 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) 今回の補正予算で、一般会計で人件費を補正させていただいている項目が33ございます。 211 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 212 ◯6番(櫻井 茂君) ありがとうございます。そうしますと33費目のうちの10費目で、先ほど申し上げたように9月補正をしなくてもよかったんじゃないのという、本来やらなきゃいけないんですけど、9月補正は増額である場合は絶対やらないと今度職員給、手配できないという場合もありますので、あるんですが、9月補正でマイナスを一生懸命計算しなくても、12月で一括で計算すれば収まってしまうものもあるのではないかと思うんですね。  先ほどお尋ねしました補正予算に対する業務量として、11日間、85時間程度、今回の給与の補正予算をつくるための業務量としてありますよという答弁がございました。給与管理システムの中で職員人件費については管理されていると思います。一人一人の給与額に対して、率をかけたり、いろいろな作業が、先ほど言ったような業務量という形だと思うんですが、全てが省略はできないとは思うんですけれども、全体量で見れば、職員の事務負担を減らすために、9月補正予算で、例えばマイナス計上する際に、例えば10万程度のものについては見送ってもいいんじゃないかという気はしております。人勧が出れば、そこで10万程度、また増えるわけですから、その点、総務部のほうではどのようなお考えをお持ちなのか、お尋ねできればと思います。 213 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 214 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) ご案内のとおり、私どもといたしましても事務の効率化というのは、大きな課題というふうに考えてございます。  そのような中で、ただいまご提案いただいたような補正予算の組み方と申しますか、ご提案の仕方につきましては十分検討させていただきたいというふうに考えてございます。 215 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 216 ◯6番(櫻井 茂君) 職員数が減っていると、先ほど質疑でもありましたけれども、任用職員のほうで補助をしていただくというような形もあるとは思いますけれども、この人件費に関するものについては正職員のほうで担当されているんでしょうから、そういったところも含めて業務量削減に向けて、改善できるんであれば、改善できるところについては見直しを図っていただければと思います。  以上で私の議案質疑を終わります。ありがとうございました。 217 ◯議長(菱沼和幸君) 以上で通告による質疑は終了いたしましたので、これをもって各議案に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第85号・令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)ないし議案第102号・指定管理者の指定について(石岡市ふれあいの森)の計18件については、お手元に配付いたしました議案付託表に示すとおりそれぞれの所管の各常任委員会へ付託いたします。
     なお、議案を付託されました各常任委員会は、会期予定表に示す日時に会議を開かれ、12月16日の本会議に審査の結果を文書により報告されますよう求めます。             ──────────────────────  日程第2 休会の件 218 ◯議長(菱沼和幸君) 次に、日程第2、休会の件を議題といたします。  お諮りいたします。明12月9日から12月15日までの7日間は、委員会審査及び議事整理のため休会といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 219 ◯議長(菱沼和幸君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  以上で本日の議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。  次回は、12月16日定刻午前10時から会議を開きます。  お疲れさまでした。                   午前11時47分散会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...